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今日、会社からの帰りに、
母の病院へ立ち寄ったのです。 昨日は叔母が行ってくれて、 明日は姉に行ってもらえるんだけど、 今日は誰も行けないから、 ちょっと気になって、顔を出したんですよ。 そしたらね、 気丈に頑張ってたハズの母が、 なんだか今日はショボ~ンとしちゃって、 イマイチ元気がなかったのです。 どうしちゃったのか話を聞いてみると、 昨晩、新人の看護師さんが母の担当だったらしく、 夜、消灯の時に、 母の身体のあちこちに挿入された チューブを故意に抜いてしまわないようにと、 両手に大きなグローブのようなものを 装着されちゃったんだとか。 それがね、すごく重くて、 手を動かすたびに身体に痛みが走るので、 その看護師さんに外してもらうよう、 お願いしたんだそうですよ。 ところがね、その若い看護師さん 「決まりだからダメです」 の一点張りで、母の言うことを ちっとも聞いてくれないとのこと。 母はチューブを外すなんてあり得ないし、 身体に負担が掛ってすごくつらいので、 なんとか外して欲しいと、 何度もお願いしたのに、 聞く耳を持たなかったそうです。 それでさすがの母も カァ~っと頭に血が上ったそうで、 「アナタに話しても埒が明かないから、 もう少しベテランの看護師さんを 呼んでちょうだい!」 って、つい声を荒げちゃったとのこと。 ナースステイションが目の前の病室なので、 様子が変だと駆け付けてくれた 先輩の看護師さんが、 直ちにグローブを外してくれて、 その若い看護師さんを、 「こんなもの付ける必要なんてないでしょ」 って、叱りつけたんだそうですよ。 母はそのことがすごく気拙かったようで、 「あの看護師さんに悪いことしちゃった」 って、昨晩からず~っと クヨクヨ落ち込んでたんだとか。 母曰く、 「この歳になるまで、他人に怒鳴ったりなんか することなかったのに、ああ、恥ずかしい、 もう、生きてるのがイヤになったわ」 って、すっかり気弱になっちゃったのです。 その話を聞いて私は、 「そりゃあ、痛くてつらかったんだから しょうがないさ。 その新人の看護師さんだって、 きっといい勉強になったと思うよ」 なんて一生懸命、母を励ましましたよ。 私に話したことで、 母もだいぶ気が楽になったようで、 少し元気が出て来ましたけど、 やっぱり病人って、ちょっとしたことで、 すごく不安になったり、 後ろ向きになったりしちゃうんですねぇ。 母は 「お前も忙しいんだから、 私に気を遣わなくても大丈夫よ」 なんて言うんだけど、 これからもできるだけ病院に顔を出して、 母を励ましてあげなきゃね・・。 麻溝公園ふれあい動物広場の シマリスちゃん。 チョロチョロ動き回って、 やたらと速いんだけど、カメラを向けると、 不思議とポーズを取ってくれちゃいます。
by tetsuro-w
| 2010-03-25 00:54
| 麻溝公園
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Comments(20)
普段からしょっちゅう起こってる人は自分が一番正しいと思いがちだから反省しないかもしれないですね。実は私の母はこのタイプです。周りは大変迷惑な話で。
それに比べてなんて穏やかで可愛らしいお母様。 ますます八千草薫さんのイメージに近づきました(*^_^*)
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ま~
at 2010-03-25 08:52
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何とも切ないお話ですね・・。
そしてそんなお母様もtetsurowさんにお話聴いてもらい, tetsurowさんがまたそのお母様のお気持ちを受け止め寄り添い, 掛けてあげられたそのお言葉がまた,何とも優しく温かいな~と思いました。 そうですね,お母様もそんな風に聴いてもらえて 随分お気持ちも楽になられたことでしょうね。 tetsurowさん,温かいですね。
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kobakoba-134 at 2010-03-25 08:53
お母様のお気持ち、分るような気がしますね・・
普段の時とは違って、体も持ちにくいですものね、、 私の父も、手術後は、口数の少ない人ですが、 やはり、あ~でもない、こ~でもないと、看護師さんに 注文をいっぱいつけていましたよ・・(^^♪・・ 看護師さんに謝るやら、本人を慰めるやら・・・想いだしました・・ tetsurowさま、頑張って下さい・・(^^♪・・ リスさんは、何時も可愛いですね・・ つぶらな瞳、コミカルな動き、、可愛い動物さんですね!!
お母様、本当に優しくて気遣いがバツグンなお方なんですね
新人時代は、なんでも決まりごとをきっちり守る つまり融通が利かないんですよね きっと、新人さんにとっても良い経験になったことと思います tetsurow様、病院にお母様を見まわれて良かったですね
しかしねぇ・・。
どのような冷静な方でも、病気の時は、 日頃の冷静さを失ってしまう事があるのです。 お母上様も おかわいそうに。 でも、 邪魔手袋が外れて良かった良かった。 私も、人生の中途で、片目が不自由になりました。八時間の大手術を受けて入院した時、病院の掛け毛布カバーが冷たくて、全部外して使っていたら、婦長さんに、「センセ、パズルをおやりになったの」と皮肉られて、冷たいカバーをまた掛けられてしまって。 私、自分の毛布をスタッフに頼んで持ってきてもらいましたよ。 お母上様の、お早いご回復をお祈り致します。
看護師さんもいろんな人がいますし、経験がまだまだ足りない新人さんは
なんでもマニュアルどおりやらなくちゃ、と思うんでしょうね。 でも看護師さんは人を看病するお仕事ですから、ちゃんと相手の気持ちを 汲めるナースに成長してほしいですよね。 きっとその新人さんにはいい経験になったと思います。 かわいいリスさんたち。私も昨年はなんども撮影に行きました^^ (埼玉のリスの家に)
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ryonouske at 2010-03-26 00:06
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funkytiger at 2010-03-26 01:24
それにお母さまの優しい気持ちはきっと新人看護士さんにも時間がたてば分かってもらえると僕は思います。
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tetsuro-w at 2010-03-26 08:56
愉意さま
母に対する温かいお言葉、ありがとうございます。 母も若かりし頃は、私も姉もずいぶん怒られたものですが、 やっぱり歳とともに丸くなってきますね。 いやぁ、愉意さんには母のこと、前にもそう仰っていただきましたね。 そう、もし私の人生をドラマ化するならば、 母親役は八千草薫さんにお願いしたいけど、 イメージ的には樹木希林さんかなぁ~。
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tetsuro-w at 2010-03-26 09:00
ま~さま
いつも温かいお言葉、ありがとうございます。 ホント、この日は仕事帰りに病院に寄ってよかったです。 病人というのは情緒不安定で、ちょっとしたことで 気弱になってしまうことがよくわかりました。 息子なんて何もしてあげられないけど、 顔を見せるだけで少しは安心なんだと思いますから、 これからもちょくちょく帰りに立ち寄りたいと思います。
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tetsuro-w at 2010-03-26 09:05
kobaさま
いつも温かいお言葉、ありがとうございます。 母も身体が思うように動かなくて、 看護師さんに何でも頼らなきゃならないのが、 ストレスになっているのでしょうね。 ベテランの看護師さんならば、うまく対処してくれるのでしょうけど、 新人さんでは仕方ないですよね。 母の気持ちを汲んであげながら、私たち家族も 母がストレスを溜めてしまわないよう、支えていきたいと思います。
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tetsuro-w at 2010-03-26 09:08
きゃふさま
いつも温かいお言葉、ありがとうございます。 ウチの母は人一倍、気を遣う人なので、 新人の看護師さんに感情をぶつけてしまったのが、 申し訳なかったようです。 でも、病気の時ぐらい、少しはワガママにならなきゃ、 やってられないですよね。 母もその看護師さんもお互いに、 いい経験になったのではないかと思います。
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tetsuro-w at 2010-03-26 09:12
リリーさま
母に対する温かいお言葉、ありがとうございます。 病気で身体が思うように動かない時は、 少しはワガママにならなきゃやってられないと思いますが、 母はそれが苦手で、ヘンに気を遣うからこそ、 ストレスが溜まっちゃうのでしょうね。 りりーさんも目の病気をされて、大変なご経験がお有りなのですね。 きっと母の気持ち、誰よりも理解していただけるのでしょうね。 幸いT病院ではイヤミを言う看護師さんはいないようなので、 母もずいぶん救われてます。 今回のことも、きっと今後に活きるでしょう。
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tetsuro-w at 2010-03-26 09:17
バジリコさま
そうですね、重病人を預かるワケですから、 何かミスがあっちゃいけない、マニュアルどおりにやらなきゃ、 って思ってしまうのは当然のことかもしれませんね。 仕事ってなんでもそうですけど、少しずつ経験を積んで、 融通を利かせる余裕ができてくるのでしょうね。 バジリコさんが撮影されたリスさんのお写真、 ぜひ拝見させていただきたいです。 またぜひ、リスさんに会いに行かれて下さいね。
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tetsuro-w at 2010-03-26 09:19
小太郎さま
母に対する温かいお言葉、ありがとうございます。 最初はお互いに気拙いと思いますが、 母のことだから、きっとすぐにその看護師さんとも 打ち解けてくれると思います。 そうすれば逆に今回のことは、いい思い出になるかもしれませんね。
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tetsuro-w at 2010-03-26 09:23
ryonouskeさま
母に対する温かいお言葉、ありがとうございます。 新人さんもまだ緊張の連続で、気持ちに余裕が持てないのでしょうね。 みなさん、こんな経験を繰り返しながら、素敵な看護師さんに 成長されるのでしょうね。 幸い、母は痛み止めの効果で夜はよく眠れているそうなので、 少しずつ術後の身体は癒えていくことでしょう。
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tetsuro-w at 2010-03-26 09:24
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cocomerita at 2010-03-26 23:18
CIao tetsuroさん
お母様に言ってあげてください 残念ながら「至らない」看護婦さんってのも山ほどいるのです。 ちなみに私は母の入院中、病院で大騒ぎしましたから 誰でもいやなことは言いたくないけど、だれかが言わないと、そのまま悪癖を引きずって、もっとたくさんの患者さんが苦しい思いをします。 お母様のようにキチンと言えない人は沢山いるから、特にお年寄りになればなるほど。 だから、むしろ大事なことをしてくれたのです。 そして、それは歳だから、、ではないと思います。 お母様はもっと若い時にも同じことをキチンと言ったと思うから、 この看護婦さんがお母様の言葉から学んでくれるといいと思います。 看護と言うのに、規則やマニュアルはなく、その人それぞれ人の数だけ違った看護の仕方があると私は思います。 リス可愛いねえ 大好き
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tetsuro-w at 2010-03-29 10:28
junkoさま
お返事、すっかり遅くなっちゃってごめんなさい。 そうですね、言いたいことをハッキリ言わないと、 わかってなんてもらえないですよね。 ましてや新人の看護師さんならば、 その意見をもとに経験を積んで、 成長してくれると思いますから。 母の気まずい気持ちもよ~くわかるけど、 これからもどんどん言いたいことを言ってもらうよう、 話してみたいと思います。
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