6月に脳梗塞で倒れ
入院していた義母を
義父と同じ介護施設へ
移すことができました・・
コロナの影響で
入院中は一度も面会できず
義母の状態がどうなのか
確かめることもできなくて・・
およそ5ヵ月ぶりに
再会できたのですが
車椅子で運ばれてきた義母は
感情を失ってしまったかのように
無表情でした・・
奥さんにしてみれば
やっと会うことができたことを
義母がすごく喜んでくれて
涙の再会となることを
期待してたでしょうから・・
話し掛けても無言で
ただじっと顔を見るだけの義母に
ある程度覚悟はしてたものの
ショックを受けた様子でした・・
ソーシャルワーカーさんより
5ヵ月間の入院で
懸命にリハビリを受けているとは
聞いていましたが
ほとんど効果はなかったようで・・
左半身に麻痺が残り
話しをすることはできず
鼻に挿入したチューブからしか
栄養を摂れない状態は
ほとんど改善できないまま
時間的な制約により退院して
施設へ移動させなければ
ならなくなってしまいました・・
義母が倒れた時に
2泊3日のショートステイで
一時預かり専門の
施設に預けていた義父を
家からすぐ近くの介護施設に
入所させたのですが・・
その施設では鼻腔の状態の義母を
受け入れることができないので
24時間体制で看護師さんが常駐して
鼻腔に対応可能な施設を探したところ
車で30分ほど掛かる距離に
見つけることができたので
まずはそこに義父を移動させてから
義母を入所させることにしたのです・・
別の施設に入所してしまえば
63年も連れ添った夫婦なのに
もう二度と会うことが
できなくなってしまうので
それはあんまりだと
思ったんですよね・・
幸い義父の方は
足が弱って歩けないものの
しっかり会話もできるし
軽量で自分の足で動かせる
車椅子を施設で用意してくれたので
部屋は個室で別々になってしまうけど
義母の部屋に行けば
一緒の時間を過ごすことが
できるのです・・
施設に移った義母は
3日間 部屋で隔離する必要が
あるとのことで
その日のうちに
義父と再会することはできなくて
私たち家族もコロナ対策で
2週間に1回しか
面会が許されないのですが・・
ベッドに寝かされた義母に
奥さんがまた来るねって
話し掛けた時に
義母はうんうん頷いて
何か喋ろうと口を開いたので
家族のことはしっかり
認識できてることが
確認できました・・
(多摩動物公園 : ヤギのあんちゃん&つぶちゃん)
義父は口数が少なくて
義母はその分お喋りで
ずっと一緒に長い年月を
過ごしてきた夫婦なので
これからどうなるのか
わかりませんが・・
会話することはできなくても
きっと目には見えない
夫婦の力が働いて
二人で静かに穏やかに
やさしい時間を
過ごしてくれると
想うのです・・